2010年01月26日

送電鉄塔・新茂木線

鉄塔
【新茂木線】  高根沢町石末地区 下野花岡→宝積寺駅

沿線のすごいもの....
これは「福島原子力発電所」から延びる巨大送電鉄塔。
送電線は、日本の経済発展を支える縁の下の力持ちなのですよ。

その高さは 80メートル 、これは国内最高の超高圧50万ボルト系の送電設備です。
正式名称は、東京電力・新茂木線といいます。

上の写真、その状況を説明すると、まずは烏山線の列車に注目してください。
その真上40m付近の上空を南北方向へ猪苗代新幹線が走っています。
さらに地上80m上空では、東西方向から新茂木線が通過するという、
三つの鉄路が交差する鉄(塔)ファンなら見逃せないダイナミックなシチュエーションなのです。

【シンメトリー】  再撮影'10/01/30 PLフィルタ使用
鉄塔

ちょうど私が高校生の頃、この巨大鉄塔の建設工事が始まり、
朝夕の自転車通学時に見上げると、めまいがするほどの大きさに恐怖を感じました。

鉄人28号・16m級 蒲須坂−宝積寺JR線
鉄塔

そして、この人工構造物は、田舎の風景に似合わない....と
しばらくは、巨大鉄塔の存在に違和感すら覚えていましたね。

ウルトラマン・40m級 猪苗代新幹線(手前)
鉄塔 後ろは80mの新茂木線

しかし、時が経つと鉄塔のある風景は、すっかり沿線に溶け込み、
ずっと昔からあったかのように馴染んでしまったような気がします。

怪獣ゴジラ・60m級 栃山線
鉄塔

宝積寺段丘を下りた僅か数百メートルの区間は、 
送電線の経路が5つも存在して、このあたりは、まさに鉄塔銀座なのです。

超ど級 栃山線&栃那線の交差鉄塔、後ろは80mの新茂木線
鉄塔

その中でも、ひときわ目立つのが、この紅白鉄塔です。
鋼管パイプの太さから、かなりの超ど級ですね。
もしかしたら数ある鉄塔の中でも一番デカイのかも知れません?
(後日76mと判明しました)

角度を変えて
鉄塔

沿線には、超ど級の巨大鉄塔から
鉄人28号、ウルトラマン、ゴジラの背丈にも匹敵する多彩な鉄塔群があり、
これらが縦横斜めに走っています。

ところが・・・・・
上の赤白鉄塔から、わずか4つ先にさらに大きな超巨大鉄塔を発見。

【石末地区の風景】
鉄塔

高さ80メートルの鉄塔なんて小っチャい! 上には上があるものです。
なんと頂上が霞んでしまうようなドデカイとんでもない鉄塔がありました。

超超ド級・130m 栃山線(上部)&栃那線(下部)
鉄塔
nikon D300 Tokina AT-X 116 PRO DX F2.8

この付近は、鉄塔ファン・鉄塔フェチと呼ばれる鉄塔マニアにとって魅力的なエリアのようです。
今回は、ちょっと異色な鉄塔のある沿線風景でした。

--- 番外編 ------
こちらは、送電鉄塔としては真の世界一。超々高圧100万ボルトの「南いわき幹線」です。
環境問題により現在は50万ボルトで運転しています。

何気ない送電鉄塔ですが、
世界一の送電システムが栃木県内を走っている....これは、すごい話なのですよ。

鉄塔 栃木県大田原市付近(110m)


送電鉄塔を取材していたら、
その立ち姿が、なんだか怪獣や昆虫の形にも見えてしょうがない。
気のせいだろうか。


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 烏山線撮影地

posted by 旅からす at 19:16| Comment(19) | ■下野花岡駅の風景から | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

富士山★

富士山
【富士見台の眺め】  鴻野山駅 徒歩10分 

こちらは台新田展望台から仁井田、宝積寺駅方面の眺め、
地元では別名・富士見台とも呼ばれている場所です。

その云われのとおり
冬晴れの夕刻には、遥か遠くに「富士山」の遠景を望むことができます。

今朝の気温は氷点下−5℃の底冷え、
年間の最低気温を更新する時季になると空気が澄んで富士山の眺望が期待できるそうです。

16:40頃 撮影'10/01/16
富士山

この日のちょうど日没前、
矢印↓のところに富士山が薄っすらと見え出しています。

16:44頃
富士山

そして16時51分の日没をむかえると、
地平線の裏側へ太陽が沈み富士山のシルエットが浮かび上がるはずです。

下の写真は、日没の瞬間をとらえたもので、
すでに空が真っ赤に染まり富士山の影がはっきりと見え出しました。

16:51頃
富士山

早速、カメラに望遠レンズを装着しフォーカスは無限遠へ
ファインダーをのぞくと地平線上には富士山の輪郭がくっきりと現われています。
この日は、風・雲・陽炎が無く絶好のコンデションだったようです。

富士山の中腹には雲がたなびき、その雲の右下は栃木市にある大平山の山並みも見えます。
もしかして、これが朝焼けならば富士山の雪渓が見えたかも知れません。

16:54頃 望遠450mm相当
富士山

こちら↓は、すぐ近くにある仁井田バイパスの交差点から、
信号待ちの間、カメラを取り出し車窓から手持ち撮影したものです。
小さい富士山ですが肉眼でもはっきり確認できました。

17:05頃 望遠300mm相当
富士山

台新田展望台から見える日本一の富士山の眺めは、それは見事でした。
まさか高根沢から見えるとは、明日は家族で見に来よう!

--- 番外編 ------
埼玉県熊谷市行田市の富士見工業団地にて
このあたりでは、冬晴れの朝になると日常的に富士山が見えるそうです。
この日の富士山は、東北自動車道・佐野ICより以南の地域で見ることができました。

撮影'10/01/24 8:30ごろ 
富士山


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 台新田展望台

posted by 旅からす at 00:05| Comment(17) | ■仁井田駅の風景から | 更新情報をチェックする

2010年01月14日

夕陽に向かって

夕陽
【夕陽に向かって】  下野花岡→宝積寺駅

年末から年明けにかけ、
夕方になると決まって、ここへ来て待機しています。

太陽が沈むジャスト・タイミングをねらい
最初のチャンスは16時17分頃。

多少の雲があって空がオレンジ色に染まる日、
段丘のV字ポケットに太陽がすっぽり入るようねらい打ちします。

撮影'10/01/11
夕陽

上の写真を見ると、散歩のお二人が夕日を浴びていい感じです。
すかさず望遠レンズを向けベストシーンを....いずれそのうち公開します。

夕陽

そして16時40分頃に二つ目のチャンス、
先頭車両にヘッドライトを灯した下り列車がやってきます。
ちょうど日没後10分くらいで夕焼け空のピークを迎えます。

夕陽

こんな逆光下でも今の一眼カメラは、
ダイナミックレンジ・オプチマイザを使うと色とびもせずに撮れてしまいます。
カメラに全部おまかせ、テクニック知らずの私です。

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 烏山線撮影地

posted by 旅からす at 00:17| Comment(11) | ■下野花岡駅の風景から | 更新情報をチェックする

2010年01月09日

段丘の風景・キリンビール栃木工場

段丘の風景
【段丘の風景・キリンビール】  下野花岡→宝積寺駅 

写真のちょうど中央付近に見えるのはキリンビール栃木工場。
操業開始から30年あまりで今年10月にその歴史を閉じようとしています。

若者のビール離れ、夏の天候不順と世界的な経済不況の影響により
ビールの需要が低迷し過剰な生産設備を適正化しようとするもの。

撮影'10/01/10 11:15〜
段丘の風景

キリンの工場誘致によって地域経済は潤いましたが、
それ以外にも工場内の環境保全、県道や河川敷のゴミ拾い、鬼怒川上流の水源地に植林するなど
水の恵みを守る社会活動を会社ぐるみで実行しています。

身近な環境や遠くに見える山々を大切にすれば、
美味しいビール作りに繋がることを教えてくれました。

【キリンで体験学習】
マイチャレンジ

キリンの話題をもうひとつ。
去年の11月に中学生の娘がブルワリー・ツアーガイドの体験学習をしてきました。
その時の様子をツアーガイドのYさんがアルバムにしてくださいました。
いつも笑顔を絶やさず大事な、おもてなしの心を教わりました。
キリンのスタッフの皆さんが、親切にしてくれたことに深く感謝いたします。(父&娘)


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posted by 旅からす at 13:09| Comment(14) | ■下野花岡駅の風景から | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

車窓風景・栃木の山

栃木の山
【車窓風景・栃木の山】  下野花岡→宝積寺駅 

あけましておめでとうございます。
皆様の新しい年が穏やかで輝かしい年でありますように....
今年も烏山線の沿線風景を自分らしくマイペースで撮っていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします m(*_■)m・・


2010年は、車窓から見える風景・栃木の山々からスタートです。
地元の人なら、お馴染みの風景でしょう。

撮影'10/01/03 PLフィルタ使用  ちゃんと からせん がいますよ。
栃木の山

まずは日光の山々、県内最高峰の男体山です。
その裾野には中禅寺湖や戦場ヶ原、華厳の滝など秀麗な景色、大自然が広がっています。
男体山の風格は、何処から見ても栃木を代表する山でしょう。

【日光連山】  男体山2484m  撮影'10/01/03, mouseover01/04
栃木の山

そして高原山(たかはらさん)です。
日光国立公園には、風光明媚な鬼怒川・川治・湯西川・那須塩原など名湯の温泉郷が点在しています。

また高原山は、私の故郷の山です。
校歌にも歌詞が入っているし、住む町のどこからでも真正面に気高く美しく見える。

【高原山】  釈迦ヶ岳1795m  撮影'10/01/03, mouseover01/04
栃木の山

こちらは、那須連山の茶臼岳(写真右側)です。
那須高原には、テーマパークや宿泊施設など避暑地や観光地としても有名ですね。

そして雪渓の山々は、2千mクラスの大倉山、三倉山、流石山であり
日本有数の豪雪地帯・福島県会津地方と接する県境になっています。
若かりし頃、この山腹にて仕事をし、雪渓を見ると今でも 深い哀愁 を感じます。

【那須連山】  茶臼岳1915m  撮影'09/12/29, mouseover01/04
栃木の山

どの山並みも関東平野の北端に位置し、
日本海側気候のバリアとなって関東地方に乾燥した冬晴れをもたらします。

私は、故郷の山を見ると
山をこよなく愛する「深田久弥」の名文を思い出します。

撮影'10/01/03 PLフィルタ使用  こちらにも からせん がいますよ。
栃木の山

日本人はたいていふるさとの山を持っている。
山の大小遠近はあっても、ふるさとの守護神のような山を持っている。
そしてその山を眺めながら育ち、成人してふるさとを離れても、その山の姿は心に残っている。
どんなに世相が変わっても、その山だけは昔のままで、あたたかく帰郷の人を迎えてくれる。
『日本百名山』(1964年新潮社刊)

人は誰でも
山以外にも海や川、橋、建物、鉄道など
心の中に故郷の情景を持っていると思います。


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posted by 旅からす at 00:05| Comment(11) | ■下野花岡駅の風景から | 更新情報をチェックする


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