【国見の棚田】 烏山駅下車、町内バス約29分
こちらは、国見の棚田です。
那須烏山市・小木須地区にある国見山の山頂付近に位置し
「日本の棚田百選」と「残したい栃木の棚田21」に選ばれています。
那須烏山市と茂木町の境界にかけ
大小の棚田が点在し、まさに日本の原風景とも云える美しい景色が広がっています。
ちょうど五月の節句にかけて棚田に水を引き入れ、
爽やかな風を受けて鯉のぼりが元気に泳いでいました。
撮影'10/05/03
さて今回のブログタイトルは、棚田に泳ぐ鯉です。
快晴の中、PLフィルタを逆利用し水面を反射させて撮影したもの。
まるで棚田の水面を鯉が泳いでいるみたいですね。
流れるような風が吹いてくれるまで辛抱づよく待ちました。
撮影'10/05/03 水面に反射する鯉に注目
現在の農家数は僅か5件、棚田一枚あたりの耕作面積を広くとり
重労働の田植えや稲刈り作業を機械化していることから何とか維持できるそうです。
しかし上り下りの仕事は大変でしょうね。
国見の棚田へは、
烏山駅前から市バス国見わらび荘行きに乗って、所要29分ほど。
終点のひとつ手前「国見みかん園」で下車します。
このあたりは、お店や自動販売機もないところなので、
少しの食料、飲料水は忘れずに持参すると良いでしょう。
のどかな風景を感じて
一日のんびり過ごすのも良いかも知れませんね。
<からせん縁起駅舎の旅>
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国見の棚田
=== 番外編(追加'10/05/17) ===================================
ここからは、番外編の旅カメラ、
先週末から能登半島一周の旅へ出かけました。
こちらは、石川県輪島市の白米千枚田(しろよねせんまいだ)、
金沢から能登有料道路を通って輪島市まで2時間30分ほど、半島の北端近くにあります。
白米千枚田は、日本海に面して崖地に棚田が形成されています。
道の駅「千枚田ポケットパーク」から見下ろすとご覧のような景色。
この景観たるや、まさに絶景だよ、絶景!....
白米千枚田 撮影'10/05/14
棚田の総数は1004枚、
農家13戸が苦労を重ねながら代々耕作しているという。
しかも1636年から、ずっと続いているというから驚きだ。
日本海と棚田 撮影'10/05/14
そして最近のTVコマーシャルの話題から、
この白米千枚田は、旭化成“サランラップ”のCMロケ地でもあります。
薄暗い田んぼの中でひとり手植えのシーンと
TeN(A Hundred Birds)さんの“さよならの向こう側”の美しい歌声には、
ちょっと感動しますよ。
まだ知らない方は、こちら↓をどうぞ。
YouTubeより 旭化成“サランラップ”のCMです。
テーマは、「食に、敬意を。」、
棚田のような狭い土地で大切に作られた米は、大切に食べようと訴えています。
昨年の秋に訪れた際、偶然にも、ちょうどCMの撮影中でした。
CMのラストシーンと下の写真は、まったく同じシチュエーションです。
旭化成サランラップのCMロケの様子 撮影'09/09/17
稲田の始まりは、棚田のような地形から、
自然の排水能力と狭い耕地を効率的に利用しようとするもの。
その土地柄、重労働ゆえ後継問題などがあるけれど、
手間暇かけ手入された美しい棚田の風景は、いつまでも残して欲しいものです。
【しおサイダー】 道の駅すず塩田村・塩の資料館にて
最後は、奥能登の塩街道で見つけた「しおサイダー」
ほんのりしょっぱさが忘れられない味だ。
白米千枚田
鯉幟の写真 夫婦で眺めて感嘆の声です。
素晴らしい写真です。
田圃に映る緋鯉が・・・爽快な気分です。
いい写真をありがとうございます。
ご夫婦で見て下さり感謝します。
花木山河が季節ごとに移ろう様子は感動ものですよね。
このコメント返しは北陸から、
もっとスケールの大きな写真を求めて旅カメラに出かけています。
普段、見られぬ風景もいいものです。
(追伸)
コメント欄がないことに気づきました。
前ページのコメントを移させていただきました。
棚田に泳ぐ鯉、ベストショットですね。
いかにも田んぼの中に居る様です。
前の方と同じく、良い写真を見させて頂きまして有り難うございます。
こんな場所は、なかなかお目にかかれません。
この季節しか見られない美眺のひとつです。
棚田のある風景は、故郷の自慢ですね。
北陸からコメント返しです。
北陸の方を廻っているとの事、あっちこっちと廻られていると思います。今夜あたり帰郷でしょうか?
それとも異郷の地に足が落ち着いたりしてね。(笑)
やっぱり高根沢が一番ですよ。
北陸の棚田、迫力有りますね。
空の青、海の青が棚田を引きたてていますね。
おはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
ネットが使えないところに居たので返事が遅れました。
やっと戻って来れました。
やっぱり我が家が一番ですね。
これから編集するので写真が少し変わるかも知れません。
お楽しみに....
能登半島 楽しんできましたね?
私も農家出なので、田圃の仕事は知っていますが、千枚田は想像以上の苦労があった筈です。
昔 我が家にも小さな田圃ありました。
一粒でも収穫したい気持ちから、一坪くらいのが幾つかありました。
全て手作業でした。
どうしてもカメラ目線だと棚田の美しさだけを求めてしまい、
棚田に生きる人の弛まぬ努力を忘れてしまいがちです。
確かに一坪くらいの稲田もいっぱいありました。
これは生きるために一生懸命な証しなのですね。
海に面したところに狭い棚田がある理由もわかりました。
先日コメを入れさせて頂いた後に一瞬ですが、酒ビンの様な物が出たので何だろうなー?
と思ってましたがお酒ではなかったんですね。
棚田を見ながら潮騒だーを飲めるとは何とも羨ましいかぎりです。
能登の塩味は、まろやかな旨みとコクがあって
癖になる美味しさですよ。
潮騒で飲む塩サイダーは最高だー。
素晴らしい風景の世界へのご招待ありがとうございます。
水田に映る緋鯉、まさに生きているかのような描写力。
せっかちで「待つ」ということが出来ない私に大切なことを教えてくれた一枚です。
能登の千枚田は昨年訪れた時の写真があるのですが
この写真を見てしまった後では永遠のお蔵入りに決定です(笑)
私のブログへようこそ!
あれから2年も待たせて申しわけありません。
いつか招待できるチャンスがあると思っていました。
どうか、これからも愛変わらずよろしくお願いします。