【清流・那珂川】 境橋下流から望む
こちらは那須烏山市の「落石」の紅葉、
落石は 関東の嵐山 とも呼ばれている紅葉の名所です。
この例え、先人の誰の言葉なのでしょう?
京都・嵐山の美しさには及ばずとも綺麗な、という例えです。
私の勝手な想像ですが、関東の嵐山 という理由は、
烏山→嵐山、那珂川→桂川、境橋→渡月橋を関連付けて
山と川と橋の織り成すコラボ風景が京都の嵐山と良く似ているからだと思うのです。
【境橋】 撮影'11/11/17
この風景から、もうひとつ「那珂川」の例え。
那珂川は、日光国立公園・那須高原の大自然を源流にして水が綺麗で
サケが遡上しアユの漁獲高は日本一、水産資源に恵まれた豊かな川なのです。
それゆえ高知を流れる四万十川を例えに、
那珂川は 関東の四万十川 とも呼ばれています!!!
【サケの遡上】
最後は「境橋」のおはなし、
落石付近の那珂川に架かる古い橋梁です。
境橋は、戦前に架けられたスパンドレル・アーチという型式で
アーチの繋ぎ目にはモダンなバルコニーが上下流に2箇所ずつ設置されています。
那珂川の流れをバルコニーから見下ろすとサケの遡上の様子が見られるのですよ。
このタイプの残存橋として全国的に珍しいことから
価値ある歴史的建造物として学術的に名を馳せているそうです。
【土木学会の認定書】
いずれにせよ一枚目の写真から「落石の紅葉・那珂川・境橋」の自慢話でした。
まあ、ちょっと持ち上げ過ぎかな。
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