【送電鉄塔】 宝積寺駅下車・徒歩15分 撮影'12/01/28
宝積寺段丘の東側、石末地区には、
五つの送電線路が縦横に走り、まるで鉄塔銀座のようです。
真下から見上げると実に頼もしい立ち姿、
安定した鋼管の脚部と強靭な碍子付きのステーに
鉄塔の迫力とロマンを感じます。
【交差鉄塔】
栃山線と栃那線を3方向へ分岐、高さ72メートル
まず一つ目の送電線は、超高圧50万ボルト系の新茂木線で、
福島原子力発電所から栃木県全域の約80%の電力需要を供給するもの。
また夜間余剰電力を利用して栃木県北にある大型揚水式発電所へ水力を貯蔵し
昼間の電力不足に備えてピークカット(大都市停電の防止)の役割を担っています。
【新茂木線】
高さ80メートル(怪獣ガメラ級)
二つ目の送電線は栃山線で
新栃木変電所から小山変電所へ供給するルート。
【栃山線】 撮影'12/02/11
高さ62メートル(怪獣ゴジラ級) ちゃんとからせんもいますよ
三つ目の送電線は栃那線で
新栃木変電所から那須変電所へ供給するルート。
【栃那線】 撮影'12/02/11
高さ62メートル(怪獣ゴジラ級)
四つ目の送電線は大正時代に整備された猪苗代新幹線で
福島県会津地方の15の水力発電所から首都圏へ供給するルート。
小中学生の頃は、この半分くらいの高さでしたが、
いつの間にかリニューアルし名前も新幹線と改名?したかも。
【猪苗代新幹線】
高さ40メートル(ウルトラマン級)
五つ目の送電線は、鉄道専用の蒲須坂−宝積寺JR線です。
もの心のついた幼少の頃から存在し馴染み深い癒し形の鉄塔です。
【蒲須坂−宝積寺JR線】
高さ16メートル(鉄人28号級)
そして締めくくりは超ド級のコレ
交差鉄塔(2枚目の写真)から5つ目にあたり、その立ち姿は迫力満天。
広角レンズに変更するほどのでかさ。
【栃山線】
高さ130メートル(スぺクトルマン級)
石末地区の数百メートル区間には、5つもの送電線路が縦横に走り
鉄塔ファン・鉄塔フェチと呼ばれる鉄塔マニアにとって魅力的なエリアのようですよ。
【パワースポット】
新茂木線(左)と猪苗代新幹線(右)
最後に沿線最大のパワースポットを紹介します。
こちらは「新茂木線」と「猪苗代新幹線」と「烏山線」の3つの鉄路がクロスオーバーし
それぞれの電・磁・力のエネルギーが合流するところ、
もしかしたらフレミングの法則で烏山線の列車がワープするかも
列車が通過する時に願い事をすれば叶うかも知れないという噂の場所です。
<からせん縁起駅舎の旅>
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烏山線撮影地
只今、編集中...
写真、文章を追加します。
高根沢の周囲に立ち並ぶ送電鉄塔、まさに鉄塔銀座にふさわしい光景を目にすることができますね。
大みそかの日にから線さんの付近を通り朝日屋さんのそばから4号国道に出ましたが、
いやーすごい数の鉄塔が有ると感心してしまいました。
雪に包まれたから線は見られましたか?
送電線の重みと強風にも堪える鉄塔には驚きです。
果たして風速何メートルくらいまで耐えられるんでしょうかね。
今夜から栃木県は雪の様です。
明日の朝には雪にまみれたから線が見られますかね。
今年の冬は、とびっきりの寒さです。
そのわりに雪はサッパリでほとんど積りません。
国道4号線の鬼怒川橋のところも背の高い鉄塔が並んでいますね。
今度は、そちらの鉄塔銀座も取材してみようと思います。