【ちょっ蔵広場】 宝積寺駅東口、ちょっ蔵広場
夕暮れの時のわずかなひととき、
幻想的なブルーモーメントに包まれた宝積寺駅です。
駅東口にある「ちょ蔵広場」には、
冬の季節を彩るイルミネーションが点灯しています。
撮影'11/11/21
こちら↑は「光響楽団」という名のオーケストラ、
延べ42体のモニュメントたちがお出迎えしてくれます。
ステンレス製のワイヤで奏者を型どり
LED約4万個の白色光ダイオードが輝きます。
その中でも、ひときわ目立つのは最前列、
左側の白いドレスをまとったヴァイオリン奏者です。
【コンサート・ミストレス】
私の想像ですが、もしかしたら彼女の役割は、
コンサート・ミストレス(concert mistress)かも知れません。
楽団員たちの演奏をリードするため
今にも弓を振り上げ アインザッツ しそうな気がします。
【ちょっ蔵ホール】
こちら↑は、大谷石造りの「ちょっ蔵ホール」
光を通す菱形の石組みをデザインしたのは建築家の隈研吾(くまけんご)氏です。
寺や塔の建築に使われる垂木をイメージし
洗練された和モダンな美の文様に仕上がっています。
以前から、ここにあった農協の米蔵を取り壊し、
大谷石の廃材をリサイクルしてコンサートホールに仕立てたもの。
今では大谷石の希少価値が高まり
室内の装飾壁として使われたり贅沢品にもなっています。
早速、ちょっ蔵ホールの中をのぞいて見ると
女子高校生たちがバンドの練習に励んでいるところ、
ビンビンと色艶のあるエレキギターの響きと
将来を夢見る若者たちの生ライブを堪能できますよ。
【宝積寺駅全景】
ちゃんと“からせん”がいますよ
光響楽団による夜の饗宴は今月末まで、
イルミネーションの点灯時刻は、日没後から22時です。
お早めにお出かけください。
<からせん縁起駅舎の旅>
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