【山あげ祭】 烏山駅下車・徒歩10分
沿線最大の夏まつり 山あげ祭 2017 が始まる。
山あげ祭は450年もの伝統を誇る日本一の野外歌舞伎で
全国の三十三からなる伝統のまつり 「山・鉾・屋台行事」 のひとつ
撮影'17/07/20
昨年末、 ユネスコ 無形文化遺産の代表一覧表に記載され
登録後、はじめての祭り開催にあたる。
演目「戻り橋」のワンシーン
今年の当番町は仲町、
輪番6町の中でも最も小さな町で戸数は50世帯あまり
少子高齢化や人口減少の影響により祭りの担い手となる生粋の若者が減り、
人手不足により、もはや輪番制を維持できない状況にあるという。
(仲町自治会会長さんの挨拶より)
そのため祭りを担当する6町自治会は
「烏山山あげ保存会」を立ち上げ6町以外の自治会をはじめ
地元の企業や団体、高校生、ボランティア等に参加を呼びかけ
広く祭りの担い手を募集し人手不足の解消に向けた支援活動を行った。
(山あげ保存会会長さんの挨拶より)
三番叟:農民の象徴
千歳:若者の象徴
翁:集落の長
写真は歌舞伎の題目「三番叟(さんばそう)」
毎回、オープニング・セレモニーとして上演される。
扇をもち鈴を鳴らし天地精霊の神へ呼びかけ
天下泰平・国土安穏・五穀豊穣を祈願する神事の舞です。
祭りの主役は総勢100名からの若衆たち
リーダーの「木頭」は若衆チームを巧みに動かし
補佐役の「副木頭」には外国人を起用するなど粋な、はからいも。
テキパキと屋台・舞台を移動し、その後方に並ぶ三つの山を組み上げる。
烏山の伝統的な夏祭りは、きっと観衆の心を魅了することでしょう。
木頭の合図
烏山和紙を使った山
【祭りの見どころ】
山あげ祭は、国の重要無形民族文化財に指定されており、その見どころは、
輪番制による若衆らによる一糸乱れぬ山の組み上げ、今年は仲町が当番町になっています。
そして保存会による妖艶な歌舞伎の舞い、さらに祭りの雰囲気を盛り上げる三味線の常磐津です。
山あげは、町内のあちこちに移動して行われ3日間で延べ18回もの舞台上演が繰り広げられます。
<山あげ祭>
期間:平成29年7月20日(金)〜22日(日)
場所:那須烏山市、烏山駅下車・徒歩1〜10分
<からせん縁起駅舎の旅>
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