
【築堤の盛土】 下野花岡→宝積寺駅
写真は宝積寺段丘へつながる築堤です。
築堤の上を列車が通るたび盛土のことが気になってしょうがない。
いったい、どこから土を運んできたのだろう?
とモヤモヤした気持ちになってしまう。
撮影'20/01/12

長大な築堤
そこで土木構造物に詳しい友人に見解を求めると
通常の土木設計では切土部分と盛土部分の体積を近づけ
切土を盛土として利用すれば最少のコストで施工できるそうです。
なるほど、とすれば思い当たる節は
宝積寺段丘上

切土部分、V字に切り通して線路を敷設
もしかすると、
切土部分=宝積寺段丘上の切通(上の写真)
盛土部分=宝積寺段丘下の築堤(下の写真)
それぞれの体積がピッタリ合うかも知れない。
宝積寺段丘下


盛土部分
ようするに宝積寺段丘の切り通しを平坦地にして
その残土を築堤の盛土として有効活用したということ。
宝積寺段丘の接点

ここから段丘の切り通しにつながる
(結論)
大正時代(開業1923年)のころ、烏山線に線路を敷設するため
わが家の庭先を削り取り、その余った土を築堤の盛土としたに違いない。
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写真のような土木構造物の名称を
土木用語では盛土(もりど・もりつち)、
鉄道用語では築堤(ちくてい)というそうです。
同様にダムは堤体、河川は堤防など呼び方もいろいろ。
烏山線撮影地(列車位置)
<からせん縁起駅舎の旅>
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