2010年11月14日

泉渓寺の紅葉★

泉渓寺
【泉渓寺の大イチョウ】  烏山駅下車10分

烏山駅近くの「泉渓寺」の紅葉、
ちょうど今、ため息が出るほど綺麗ですよ。

どうです?
門前のイチョウの黄葉が見事でしょう。
参道のモミジも真っ赤に色づいてきました。

撮影'10/11/10
泉渓寺

イチョウの大木は、町内のシンボル的存在で
道行く人からは「今年の葉っぱは小さいな....」とか「落葉が10日も遅れているよ....」など
撮影中に、いろいろな情報が聞こえてきます。

そして見応えたっぷりのモミジの大木、
これだけの大きさは、そう滅多に見られません。

泉渓寺

泉渓寺は、沿線で一番早く紅葉しますが、
奥の階段付近は、これから色づきはじめます。

泉渓寺

今回も、愛用の現像ソフトSILKYPIXを使用せずにリサイズのみとしました。
したがって色調やティスト変換など一切しておりません。

泉渓寺
nikon D200 Tokina AT-X 116 PRO DX F2.8


<からせん縁起駅舎の旅>
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 泉渓寺

只今編集中です....
写真、コメント文など内容を追加します。

posted by 旅からす at 01:25| Comment(2) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする

2010年05月10日

棚田に泳ぐ鯉★

棚田に泳ぐ鯉
【国見の棚田】  烏山駅下車、町内バス約29分

こちらは、国見の棚田です。
那須烏山市・小木須地区にある国見山の山頂付近に位置し
「日本の棚田百選」と「残したい栃木の棚田21」に選ばれています。

那須烏山市と茂木町の境界にかけ
大小の棚田が点在し、まさに日本の原風景とも云える美しい景色が広がっています。

ちょうど五月の節句にかけて棚田に水を引き入れ、
爽やかな風を受けて鯉のぼりが元気に泳いでいました。

撮影'10/05/03 
棚田に泳ぐ鯉

さて今回のブログタイトルは、棚田に泳ぐ鯉です。
快晴の中、PLフィルタを逆利用し水面を反射させて撮影したもの。

まるで棚田の水面を鯉が泳いでいるみたいですね。
流れるような風が吹いてくれるまで辛抱づよく待ちました。

撮影'10/05/03  水面に反射する鯉に注目
棚田に泳ぐ鯉
棚田に泳ぐ鯉

現在の農家数は僅か5件、棚田一枚あたりの耕作面積を広くとり
重労働の田植えや稲刈り作業を機械化していることから何とか維持できるそうです。
しかし上り下りの仕事は大変でしょうね。

棚田に泳ぐ鯉

国見の棚田へは、
烏山駅前から市バス国見わらび荘行きに乗って、所要29分ほど。
終点のひとつ手前「国見みかん園」で下車します。

このあたりは、お店や自動販売機もないところなので、
少しの食料、飲料水は忘れずに持参すると良いでしょう。

のどかな風景を感じて
一日のんびり過ごすのも良いかも知れませんね。

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 国見の棚田


=== 番外編(追加'10/05/17) ===================================

ここからは、番外編の旅カメラ、
先週末から能登半島一周の旅へ出かけました。

こちらは、石川県輪島市の白米千枚田(しろよねせんまいだ)、
金沢から能登有料道路を通って輪島市まで2時間30分ほど、半島の北端近くにあります。

白米千枚田は、日本海に面して崖地に棚田が形成されています。
道の駅「千枚田ポケットパーク」から見下ろすとご覧のような景色。
この景観たるや、まさに絶景だよ、絶景!....

白米千枚田  撮影'10/05/14
千枚田

棚田の総数は1004枚、
農家13戸が苦労を重ねながら代々耕作しているという。
しかも1636年から、ずっと続いているというから驚きだ。

日本海と棚田  撮影'10/05/14
千枚田

そして最近のTVコマーシャルの話題から、
この白米千枚田は、旭化成“サランラップ”のCMロケ地でもあります。

薄暗い田んぼの中でひとり手植えのシーンと
TeN(A Hundred Birds)さんの“さよならの向こう側”の美しい歌声には、
ちょっと感動しますよ。

まだ知らない方は、こちら↓をどうぞ。

YouTubeより 旭化成“サランラップ”のCMです。


テーマは、「食に、敬意を。」、
棚田のような狭い土地で大切に作られた米は、大切に食べようと訴えています。

昨年の秋に訪れた際、偶然にも、ちょうどCMの撮影中でした。
CMのラストシーンと下の写真は、まったく同じシチュエーションです。

旭化成サランラップのCMロケの様子  撮影'09/09/17 
千枚田
千枚田
千枚田

稲田の始まりは、棚田のような地形から、
自然の排水能力と狭い耕地を効率的に利用しようとするもの。

千枚田

その土地柄、重労働ゆえ後継問題などがあるけれど、
手間暇かけ手入された美しい棚田の風景は、いつまでも残して欲しいものです。

【しおサイダー】  道の駅すず塩田村・塩の資料館にて
千枚田

最後は、奥能登の塩街道で見つけた「しおサイダー」
ほんのりしょっぱさが忘れられない味だ。


 白米千枚田 

posted by 旅からす at 20:45| Comment(13) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする

2009年12月19日

サケの遡上・その後★

サケ遡上
【サケの遡上・その後】  境橋、烏山駅下車・レンタサイクル15分

こちらは、那珂川にかかる境橋です。
橋の真上からは、サケの遡上の様子を観察できます。

すでに遡上の最盛期は過ぎて、
産卵活動も終わり、長い旅路の終焉(しゅうえん)を迎えています。

この時季、那珂川の岸辺には、
サケの死骸が異臭を放ち、目を覆いたくなるような無残な光景が、あちこちで見られる。

撮影'09/12/13 落石
サケ遡上

ところが水中をのぞくと、
サケの死骸を餌にして無数の稚魚たちが、大きく育っているではありませんか。

通常、サケの卵は約45日で孵化し、
生後30日頃から餌を食べるようになり体長5cm程に育つと海へ向かうそうです。
この稚魚たちは、そろそろ旅立ちの頃かも知れません。

4年後、川の匂いを頼りに生まれた川へ戻ってきます。
しかし、その数は千尾の稚魚のうち一尾か二尾といわれています。

taste of nostalgic toy camera by SILKYPIX
サケ遡上

川で生まれ〜大海で育ち〜生まれ故郷の川へ戻って死ぬ、
まさに海の恵みが陸地へ戻るという、
地球規模の大リサイクルを目の当たりにしました。


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 烏山線撮影地

posted by 旅からす at 11:55| Comment(4) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

落石の紅葉★

落石
【落石の紅葉】  境橋付近、烏山駅下車・レンタサイクル15分

こちらは、山と川と橋の織り成す風景、
落石の紅葉は、京都の嵐山に例えられるほど美しいとか....

その関連付けは、
烏山→嵐山、那珂川→桂川、境橋→渡月橋の関係にあるのでしょう。

燃えるような秋の光景は、
本家の京都・嵐山には到底かないませんが、大自然のスケール感は負けていません。

落石の山々 撮影'09/11/15
落石

そして那珂川の雄大な流れも、
関東の四万十川と例えられるほど豊か....鮎の漁獲量は日本一です。

境橋から望む 撮影'09/11/15
落石

上の写真は、水が綺麗でしょう。
流れを良〜く見ると大型のサケが遡上していますよ!


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 烏山線撮影地(境橋)

posted by 旅からす at 18:51| Comment(4) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする

2009年11月17日

泉渓寺の紅葉★

泉渓寺
【泉渓寺】  烏山駅から徒歩10分

那須烏山市の「泉渓寺」です。
紅葉は、例年より鮮やか、見事に色づいています。

今回は、愛用の現像ソフトSILKYPIXを使用せずにリサイズのみとしました。
したがって色調やティスト変換など一切しておりません。

撮影'09/11/15
泉渓寺

撮影'09/11/15
泉渓寺

撮影'09/11/03
泉渓寺

撮影'09/11/15
泉渓寺

たまたま、ご一緒した写真家。
デジタルとアナログの両方の機材を使って撮影するハイ・アマチュアの方です。


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 泉渓寺

posted by 旅からす at 20:03| Comment(2) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする

2008年12月06日

那珂川・サケの遡上★

那珂川・サケの遡上
【那珂川・落石】  烏山駅からレンタサイクル15分

10月下旬から12月上旬にかけ
産卵のために成長したサケが生まれ故郷の那珂川に戻って来る....
いわゆる遡上の季節である。

最盛期が過ぎる頃には、
サケの死骸が川岸に漂着し、すぐに腐乱が始まり、ものすごい異臭を放つ。
河川敷を歩くと目を伏せるような無惨な光景に出会う。

遡上の役割は、単なる繁殖の行為だけではない。
鳥や獣、魚、時には人間もサケを食らい生活の糧となる。
その残骸は、やがて植物の成長に必要な肥料へと変化する。
大海の恵みが陸地まで戻される....その連鎖は、まさに地球規模のリサイクルなのである。
遡上は、那珂川に豊かさをもたらす大切な資源といえよう。

写真は、ちょっと残酷なシーンです。(手前を隠すためコントラストを調整しています)
烏山線沿線のオススメの場所とは言いがたいですが、これも沿線風景の一つです。


<からせん縁起駅舎の旅>
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 烏山線撮影地

posted by 旅からす at 13:02| Comment(0) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする

2008年11月19日

泉渓寺の紅葉★

泉渓寺1
【泉渓寺】  烏山駅から徒歩10分、撮影'08/11/17

烏山にある泉渓寺は今、モミジが艶やかである。
多分、沿線各駅の中でも一番の名所かなと思います。

案外、地元の若い人は知らないのです。
こんなに綺麗なのになぜでしょう?

<泉渓寺・参道>
泉渓寺・奥2
泉渓寺・奥2
泉渓寺・地蔵
撮影'08/11/17

泉渓寺のモミジは、
京都や鎌倉で見る紅葉と同じか、それに劣らないほど真紅に染まります。

<泉渓寺・古木>
泉渓寺・モミジ
泉渓寺・古木
撮影'08/11/17

紅葉は、11月上旬から門前にある二本のイチョウから始まります。
そしてイチョウの落葉が始まるころからモミジが見頃となる。

<門前の巨大なイチョウ>
泉渓寺・イチョウ
撮影'08/11/03

参道の両脇にはモミジしかありません。
木の高さ枝ぶりには、まだまだ威勢があり圧倒されます。

<散り紅葉>
泉渓寺・入口
散り・イチョウ
泉渓寺・散り紅葉
散り紅葉
撮影'08/11/16

朝露に濡れた“散り紅葉”も綺麗です。
落ち葉の鑑賞時季は、せいぜい二日程度。
見頃のチャンスは短い。

<泉渓寺からの眺望>
泉渓寺・奥
(追加)撮影'08/11/22

泉渓寺は、年に一度だけ鮮やかな色付きを見せます。
燃えるように美しい紅葉の名所、おすすめのスポットです。


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 泉渓寺

posted by 旅からす at 22:47| Comment(0) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする

2008年11月02日

紅葉はじまる★

落石の紅葉
【落石のヤナ場】 烏山駅下車・境橋下流、レンタサイクル15分

連休の初日(11/1・土曜は)、穏やかな秋日和となりました。
今回は、沿線の秋の見どころを先取りして紹介しましょう。

この時季、那珂川では サケの遡上 が見れます。
これから12月上旬にかけ海からサケが登ってきます。
境橋の上からは、感動的な産卵シーンが見れるかも知れません。

サケ2 サケの遡上(PLフィルタ使用)
那珂川
【大物の気配】  撮影:'08/11/01 15:30

川の流れを見るとあちらこちらで大物の気配がします。
今か今かと銀輪の瞬間を先読みし、レンズを向けてはシャッターを切ります。
水面に反射する光が、とても綺麗でした。

Nikon D300 Tokina AT-X 116 PRO DX F2.8
境橋
【日翳る】  撮影:'08/11/01 15:45

もうひとつは 落石の紅葉 です。
夕暮れ間近の時間帯、落石の山々は燃えるような美しさに変化します。
山・川・橋の織り成す風景は、京都の嵐山に例えられるほどです。
紅葉は、今月中旬ごろが見頃でしょう。

ヤナ
撮影:'08/11/01 16:00

写真は、落石にあるの観光簗(ヤナ)場、
川の一部を堰きとめて魚を捕らえる漁法のひとつです。

ひのきや 鮎料理「ひのきや」
ひのきや 鮎の刺身

対岸の木々が少し色づき始めましたね。
秋の深まるこの時季....烏山線に乗って沿線を訪れてみませんか。


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 烏山線撮影地

posted by 旅からす at 11:24| Comment(2) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする

2007年11月25日

落石の紅葉★

落石2
【落石の紅葉】 落石・境橋付近を望む、烏山駅下車・レンタサイクル15分

今、落石の紅葉が見頃を迎えている。
ちょうど日暮れまで後1時間、斜めからの陽射しが燃えるような那須烏山の秋を演出する。

「烏山の落石」は、よく「京都の嵐山」に例えられる。
この関連付けは、嵐山→烏山・落石、桂川→那珂川、渡月橋→境橋なのだろうと思う。

<境橋の下流>
落石1
山と川の織り成す風景....
落石4
そして蒼い空も....どれも雄大ですね。
落石5
那珂川の流れは、東の四万十川とも呼ばれ、サケの遡上や鮎の漁獲高日本一など自然の豊かさを感じます。
落石5
夕日に染まる様は、京都の嵐山にも劣らない紅葉の美しさを存分に見せてくれます。

嵐山
↑こちらは本家、嵐山のパノラマ '05/11/25
嵐山は、日中のほとんどが逆光なので撮影が難しい。


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 境橋付近

posted by 旅からす at 00:00| Comment(2) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする

2007年11月23日

旅の終焉(サケ)★

サケ
【旅の終焉(サケ)】 境橋下流、烏山駅下車・レンタサイクル15分

この時季、故郷の川へ遡上するサケの群れ
最後の力を振り絞って産卵が終わると力尽き、やがて長い旅路の終焉(しゅうえん)を迎える。

サケの死骸は、お世辞にも美しいとは言えないが、
川岸では異臭を放ち、目を覆いたくなるような光景が、あちこちで見られる。

この死骸、やがては魚や鳥獣の餌となり、その糞が植物の養分へと変わる。
まさに海の恵みが陸地へ戻される地球規模のリサイクルである。

雪解けの頃になると、
いつの間にか跡形も無く消え去り、いつもの風景と清流に回帰するのだ。
海から川そして森へとつながる大自然の営みを実感した。


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 落石付近

posted by 旅からす at 00:00| Comment(3) | ■烏山駅の風景から | 更新情報をチェックする
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